不登校の子供が回復期に来た時の注意点が知りたい方へ
不登校の子供がいる家庭は、
共依存が多いので要注意!
実際に
学校に行き始めたり
仕事を始めた時期を
回復期とよびます。
この回復期は
親と子供距離感が
不登校の真の解決に
影響を及ぼすことを自覚しましょう。
親の自立がなによりポイント
「不登校の子供の面倒を見る」という行動で
自分には存在価値がある
と感じる親は、子供の自立を妨げます。
親が子供の面倒を見る事に
存在を見出しますので
そのような親の行動は
不登校を長引かせることに繋がるのです。
子供は、私とは違う人格を持った人間
そう理解し、
- 一人の人間の成長を見守る事
- 子供の人格を尊重する事
これが不登校の親には
何よりも求められるのです。
見出したいからと邪魔してはいけません。
親が自立するというのは、見放す事では無い
子供が自立をし始める
不登校の転換期と回復期は
何より「親の見守る姿勢」が
大切だとお話ししました。
しかし、これを正しく理解出来ず
突き放してしまう親がいるのです。
「干渉し過ぎはダメだから」
と態度が変わる事で
「親から見放された」と子供は感じます。
「あとは学校にお任せすれば良いのね!」
「社会や支援者のお世話に委ねよう!」
この態度も
親から突き放されたと感じます。
共依存関係にある親子は
ちょうど良い距離感を掴めません。
もし子供が「突き放された」
と感じると、不登校に戻ります。
でも、一体どうすれば良いのか
分からないという方が多いでしょう。
子供の意見や自立を尊重しつつ
しっかりと見守り
会話を密に取る事が重要です。
「あなたの事は、いつも見守っているわよ」
というメッセージを
子供に伝える事が大切なのです。
子供の今の気持ちを
いつも気にかけてください。
ですが、命令したり禁止する事は
絶対にしません。
「依存」も「不干渉」もNGです。
大切な事は
成長を助け合える関係になること。
「今は、そう思っているのね。
私はこう思うわ。」
と相手の意見を尊重しつつ
自分の意見も伝える事。
そうする事で、
不登校から完全に回復出来るでしょう。
転換期と回復期で
親子関係による失敗を重ねると
より深刻な不登校に陥ります。
そうなら無い為にも、
まずは親が、自分を見つめ直すこと、
変わる事が重要だと言えるのです。
次のページでは
不登校の解決策について
具体的にお話しします!
関連ページ
- @急性期とは?
- 不登校の子供には、まず急性期が訪れます。不登校の始まりの時期に正しい対処を親が行う事が、子供にとっては何よりも救いになり、今後に大きく影響します。親として何をすべきか、チェックしましょう。
- A慢性期とは?
- 不登校の子供が、慢性期に入った時の正しい対処法についてお話しします。学校に行かなくなって時間が経つと、この時期が訪れます。親の静かな葛藤が始まるのもこの時期です。親子で不登校に向き合うには、過ごし方のポイントがあります!
- B転換期とは?
- 不登校の子供が転換期を迎えたら、親はどのように振る舞うべきなのでしょうか。ここで対応を間違うと、また子供は心を閉ざし、不登校の時期がどんどん伸びてしまうのです。親のあるべき姿とは!?