不登校が転換期に入った時の対処法を学びたい方へ

転換期を乗り越えたら、
子供は苦しみから解放されるのです!

 

 

「私、学校に行きたい」
「俺、外で働きたい」

 

 

そのように言い始めたら
不登校の転換期に差し掛かっています。

 

 

親としては
「その言葉を待ってました!」
と嬉しい気持ちでいっぱいになるでしょう。

 

 

やっとこの子が悩みから解放される!
私も、もう心配しなくて良い!
この子の気持ちが変わらないうちに、
なんとかしなくては!

 

 

そう考えてしまうという事は
子供を持つ親として
とても理解出来ます。

 

 

ですがちょっと冷静になりましょう。
今、むやみに外に出す事で
また不登校に逆戻りする危険が
まだまだあるからなのです。

 

ここでは、不登校の転換期について説明します。

注意深い対応で、不登校脱却を成功させましょう!

 

すぐに行動を起こす危険について

子供が不登校でいる時期が
長ければ長いほど注意が必要です。

 

 

学校に行けていない間に

 

勉強は先に進んでいる→勉強についていけない恐れ大

友人関係が変化している→友達との関わりで、壁にぶつかる恐れ大

 

と、このように
大きな弊害が待っているかもしれません。

 

 

準備を行わず、
すぐに外に出てしまう事で
想像以上の変化についていけず
不登校に逆戻りしてしまう事が
よくあるのです。

 

 

二度目の不登校は
一度目よりも「不登校の原因」が深くなります。

 

 

まずは、注意深い準備を行いましょう。

 

転換期にやっておきたい事とは!?

学校に戻りたい!

何よりも、まずは

勉強の遅れを取り戻してください。

 

その為に親が出来る事は
家庭教師に来てもらったり
フリースクールについて情報をまとめるなど
子供の勉強のサポートを行う事です。

 

仕事を始めたい!

仕事につきたいのであれば

職業訓練について調べる
新聞配達など中学生でも
出来る仕事を探すなど、
支援を行ってください。

 

共通していえる事として、
子供が自ら学校に行き始めたり
仕事を探し始めるなど

 

 

子供が率先して行動し始めた時は
無理に辞めさせなくても良いです。

 

 

「行きたい」なのか「行き始めた」なのか。
どちらかによって、対応は異なります。

 

 

「行きたい」けれど「親の勧めを拒否する」場合は!?

 

 

子供は、
まだ行動を起こしていません。
行きたいなという気持ちを表しただけです。

 

 

親としては、
準備をさせたい気持ちがあるので
家庭教師やフリースクールなどを
子供に勧めるでしょう。

 

 

でも、子供が嫌がる場合があります。
その時は、言葉を慎重に選んで
親の気持ちを伝えてください。

 

 

NG
「そんな事言って、勉強についていけないでしょ!」
「ダメよ、また不登校になっちゃうんだから!」

 

OK
「あなたは、そう考えているのね。」
「ただ、私はこういう点が心配なのよ」

 

 

一旦、子供の主張に耳を傾け
共感し、尊重してあげてください。
そのうえで、親の心配している事
伝える事が重要です。

 

 

不登校の家庭の親は、自分の主張を

強く訴える傾向が強いです!注意してください。

 

子供の気持ちを、
改めて親が言葉にすると
子供は自分の意見を客観視できます。
まずは、耳を傾ける事。

 

 

最終的には
子供の選択を尊重してあげましょう。

 

 

次のページでは
不登校の回復期について
説明します。

 

 

子供の不登校の時期C回復期とは?はこちら

 

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