中学生の不登校の原因が親にあるのか気になる方へ
親が原因、というのは
親の接し方が原因という事です!
子供が不登校になってしまうと
いったい何が原因なのだと
毎日悩み苦しみます。
- 学校でイヤな事があったから
- イジメを受けたから
確かにこれらは
大きなきっかけとなりますが
不登校になる素地を作ったのは
実は親だったという事が
非常に多いのです。
「私の育て方が間違っていたというの?!」
と否定される方も
いらっしゃるでしょう。
ここで間違って欲しくないのは
育て方を間違ったのではなく
接し方が極端だったという事です。
子供が、ちょっとしたきっかけで
不登校となってしまうのは
親の接し方に問題があるからです。
親の特徴は、大きく分けて2つ
- 支配型
- 放任型
この2つのいずれかに、当てはまっていませんか?
「今から勉強をしなさい」
「テレビ番組は、これを見なさい」
「そのゲームはダメです」
指示したり、命令ばかりする親は
支配型といえます。
また、極端に過保護な親も
支配型に入ります。
危険だから、汚れるから等の理由で
子供の行動を制限ばかりします。
完璧主義な親も、支配型です。
自分の思った通りにならないと
子供を非難します。
頑張った過程を認めず
結果を重視する特徴も持ち合わせます。
「自分の思い通りにしようとする」
という点が共通しています。
子供の望むままに、
受け入れてしまいます。
受け入れるので、叱りません。
当然子供はワガママになり
不登校の素地を作ってしまいます。
意外なようですが、子供は
親からの愛情を感じ取れていません。
愛情を引き出そうという思考に陥っています。
親が原因だった場合の、不登校解決方法とは?!
まずは、親が
「自分はどの型に当てはまるだろう」
と自分を振り返ってみてください。
少しでも思い当たる点があれば
それを矯正していけば良いのです。
支配型
子供をコントロールしようとしない
「〜しなさい」
という言い方を、意識して控えてみましょう。
悪いことをした場合は
毅然とした態度が必要ですが
通常生活においては
完璧な結果を求めないようにします。
放任型
子供を「導く」という意識で接しましょう。
何度も言いなりにならず
親の意見をきちんと伝える事。
あなたの事を、ちゃんと思っている
というメッセージが伝わります。
支配型は放任すればいい、
放任型は支配すればいい、
という単純な話ではありません。
それでは、逆効果です。
忘れてはならないのは
「親は子供を自立へ導く役割を担っている」
という事です。
目の前の問題である
「不登校の解決」だけを見つめるのではなく
人生を、自分の足で歩いていけるように支援するのが
親の役目だと認識しましょう。
次のページでは、
子供の発達障害が原因で
不登校になった場合の原因を深く見つめます。
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