不登校の急性期の対処法について確認したい方へ

不登校の急性期に、
親が動揺してはいけません!

 

 

 

 

 

学校に行きたくない。


 

 

怠け心で言っているのではなく
本気で登校を渋り出したり、
学校を休み始めてすぐの頃
不登校の急性期といいます。

 

 

学校に行かなくなった子供に対し

 

 

 

「何言ってるの!今すぐ行きなさい!」


と頭ごなしに叱りつけてはいませんか?
でも、学校に行きたくないと
子供が行動を起こすまでになった
その心を察しましょう。

 

 

子供は、パニックになっている状態です。
学校に行けない自分
学校に行けと責める親。
この状況に、パニックを起こしています。

 

 

中学生は小学校時代と異なり
親に対し抵抗を示すこともあります。

 

 

「登校しろ!」と
自分の気持ちも考えず
頭ごなしに言われたら
激しく抵抗するのです。

 

 

今は、学校に行きたくない理由も尋ねません。

学校を休ませ、まずは休息を与えてあげましょう。

 

 

物を破壊するようになりました。いつか親にも暴力を・・・?!

大きく混乱した子供は
時に、力に訴えることもあるでしょう。
物を壊すなど、暴力が始まったら
親は、家の外に出てしまいましょう!

 

 

見捨てるのではありません。
「親に暴力をふるってしまった」
という事実を作らない為です。
親にけがをさせるという事は
子供にとって大きなダメージとなります。

 

 

子供の心は、傷つき混乱しています。
どうしようもない気持ちが
暴力的行為に繋がっているのです。

 

 

ですが、そこで
さらに傷を深めないように
親は子供から離れ
子供が加害者とならないよう
対処する事が大切なのです。

 

 

子供が多くの要求を出してきます。無茶な事ばかりで困っています。

不登校の急性期では
よく目にする事象です。
「こうしてよ」「ああしてよ」
と、無茶な要求をするのです。

 

 

 

「無理に決まってるでしょ!」
「なに甘えたこと言ってるの!」


 

 

と突き放すのは、NGです。

 

 

 

 

 

「こうして欲しいのね。」


と、要求に耳を傾け
出来るだけ叶えてあげてください。

 

 

甘やかしているのではありません。
「私はあなたの気持ちを、聞いているわよ」
と、子供を受け入れてあげるのです。

 

 

子供は無意識のうちに
要求の内容が大切というよりは
要求した自分を受け入れてくれるのか
という点に重きを置いています。

 

 

あまりにも無理な要求で無い限り
子供の要求を叶えてあげましょう。

 

 

次のページでは
不登校の慢性期についてお話しします。

 

 

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