不登校の慢性期を正しく過ごしたい方へ
落ち着いたと思われる慢性期、
本当に落ち着いてはいけません!
不登校の慢性期とは
- 学校には行けない
- 暴言や暴力は無い
- 無理難題も言わない
という状態を指します。
急性期と比べると
落ち着いてきたように
見える時期です。
この時期の親は
子供よりも一歩進む必要があります。
子供を変えたいなら、親が変わる。
これが、不登校解決の
一番のポイントになるでしょう。
親が変われば、子供も変わるのです。
不登校の原因を解決する事が
慢性期の目標となります。
親の行動NG集
- 親が取ってはいけない行動
- 親が持ってはいけない心構え
これらをおさえることで、
親は変わる事が出来ます。
親が逃げるような真似は、
しないでください。
「私はあの子ではない。
あの子の人生だから、見守るだけ」
「親に問題はないのだから
どうしようも出来ない」
このように、
正面から向き合わずにいると
子供の不登校はこじれてしまいます。
親が自分と向き合う事。
親が自分を変える事。
これがとても大切なのです。
そのうえで
「育て方が悪かったのね」
「私が悪いんだ」
と落ち込んだり
「学校に行けないあの子が弱い」
「ちゃんと叱ってくれない夫(妻)が悪い!」
など、他者を責めることは
意識して避けましょう。
不登校の原因は、
一つではないからです。
- 親
- 学校
- 教師
- 友達
- 本人
- 社会
これらのいくつかが
絡み合って不登校が起きます。
まず、子供の身近にいる
親が変わる事で
子供の人生を導いてあげましょう。
その具体策は、別のページで
詳しくお伝えします。
不登校の急性期には
子供が暴力行動を起こしたり
無理な要求を突き付けてくる
というお話をしました。
ですが、不登校になり始めの頃から
まるで慢性期のように
静かな態度を取る子供もいます。
- 学校には行けない。
- しかし、暴力は振るわない。
- また、無理難題を言わない。
この場合、お子さんがどちらのパターンか
見極める必要があります。
自分なりに、ストレスと向き合っている
ストレスを抱えきれず苦しいのに、表現が出来ずにいる
不登校という行動以外に
ストレスを表現できない状態は
非常に深刻な状態です。
暴力や強い要求以外に
子供が自分のストレスを
なんとかしようと向き合えていれば良いのですが
そうでなく、ただ苦しんでいる場合
親は子供をじっと観察し
心の声、実際の声に
注意深く耳を傾ける事は
絶対に継続してください。
次のページでは
不登校の転換期についてお話しします。
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